対象機器:アナログHDレコーダ
製品仕様書やレコーダ設定項目などに記載の用語についての説明
分類 仕様 ■説明
ビデオ入力 16ch(BNC)/アナログHD(AHD、TVI) 最大16台までのアナログHDカメラを接続可能。5M(2560x1920)までの解像度(AHD、TVI)に対応している。
1M、2M、3M、4M、5M、CVBS(NTSC、PAL) ・AHD:アナログ高画質(アナログHD)。アナログ方式でHD画質を伝送できる規格。従来の同軸ケーブルを流用できる。
・TVI:アナログHD方式の一種。AHDと同様に同軸ケーブルで高解像度映像を伝送可能。基板の製造元により規格が異なっている。
・CVBS:従来のアナログ映像信号(1M未満の低解像度)=解像度はSD画質等。最も古くからある方式。(日本国内ではNTSCを使用)
ビデオ出力 HDMI ×1 映像出力は HDMIとVGAを各1系統搭載。HDMIは一般的な液晶モニタに接続可能で最高4Kの高解像度対応。
VGA×1 VGAは旧式モニタや業務用テストモニタ等との互換性を確保するための端子で、運用環境に応じて使い分け可能。
表示可能解像度は次項の通りで、特にHDMIは非対応の解像度にてNoSignal(映像信号無し)となるリスクがある為、対応解像度に注意。
ディスプレイ解像度 HDMI: 3840×2160, 1920×1080, 1280×1024, レコーダーの対応解像度。一部PCモニタなど(1366×768, 1440×900)では表示できない可能性あり。
VGA : 1920×1080, 1280×1024 特に、現場のテレビや古いモニタなどを活かそうとする状況では注意が必要。
最大ディスプレイ速度 最大480ips 1chあたり最大30コマ(ips) x 16chの為、処理限界は最大480ips。(ipsは秒間の描画枚数=コマ数のこと。)
上記の通り1コマあたりの上限は30コマとなっているため、30コマ以上(最大480ips)を1つのカメラに適用する、と言う事は仕様上不可能。
※ips(images per second)とfps(frames per second)はほぼ同じ意味合い。(機械側の処理により用語が異なる程度の違い。)
録画解像度 5MP、5MPHALF(1280×1920)、 仕様に記載された数値は全対応録画解像度を羅列したもの。実際に選択できる解像度は、各カメラからの入力解像度による。
4MP、4MPHALF(1280×1440)、 下表はそれぞれ、最上段に入力解像度、2段目以降は【最高解像度】【高解像度】【標準解像度】設定時のもの。
3MP、1920×1080、1280×720、
960×576、960×480、720×576、
720×480、960×288、960×240、
640×360、720×288、720×240、
480×288、480×240、360×288、360×240 ※高解像度=画質優先/標準解像度=保存期間優先。 また、HALF解像度は画像全体の解像度を確保(5MP/4MP)しながら、データ量を節約した形式。
ただし、実際の運用時は映像の精緻さに直結するため、保存期間とのバランスをとりながら、可能な限り高い解像度を推奨。
フレームレート 240ips@1080P、160ips@3MP 入力解像度により、録画設定可能な最大コマ数が決まっている。表の数字は16ch分の合算であり、1chあたりに直すと上限は下記の通り。
240ips@4MP HALF、112ips@4MP 1080P/4MP HALF=15コマ(ips)/ch、3MP/5MP=10コマ/ch、4MP/5MP=7コマ/ch 録画設定で30コマに指定しても、この数値が限界。
160ips@5MP HALF、112ips@5MP ※ライブ監視の「表示用のコマ数」と録画の「録画用コマ数」はそれぞれ独立。本項は録画用コマ数(フレームレート)に該当。
画像圧縮方式 H.265, H.264 H.265(HEVC):圧縮効率が高く、同じ画質ならデータ量をH.264の「約半分」にできるという圧倒的なメリットあり。
同容量比で単純に録画可能時間が2倍に伸びる・通信帯域の負荷が下がる・ネットワーク転送に有利など、利点は多い。
H.264(MPEG-4):監視カメラで最も普及している圧縮方式で、互換性と安定性が強い。
H.265と比較して圧縮率が低くデータ量が大きくなりがちだが、信頼性の高い圧縮形式。
録画モード タイムラプス タイムラプス:いわゆる「時間指定録画」、24時間連続ならば「常時録画」に該当する。
イベント 映像の状態に関わらずベタ撮りを行うため、連続性が高いが、性質上 容量の消費が激しくなる傾向あり。
プリイベント イベント:いわゆる「モーション録画」「センサー録画」など、各種「イベント」に反応して録画を行う際に指定。
緊急 必要な時のみ録画を行うため容量の節約になるほか、普段は低画質の「タイムラプス録画」、
侵入者検知時のみ高画質の「イベント録画」、という使い分けも可能。
プリイベント:上記のようなイベントが発生する「数秒前から」録画を残すという録画方法。
ドアを開けた際にセンサーが反応するようにしておき、「ドアを開ける直前からの録画を残す」などの、
ややテクニカルな運用が可能。事故・事件の証拠として想定する場合、特に有用。
緊急:「緊急録画」。録画スケジュールやタイムラプス・イベントなどの指定をすべて無視して、
ワンタッチで事前に指定した設定にて優先録画を行う機能。「手動録画」ともいわれる。
文字通り、緊急時に設定を変更することなく「即座に録画」を行うことが可能。
性能 8ch 1080P 同期再生 FullHD(1080P)かつ最大8chまでならば、時刻同期を保証した録画再生が可能。各chに表示される映像が、同時刻に録画されたものとなる。
逆に、それ以上の場合は「同時に録画映像を並べて再生」しているだけで、時刻同期の保証は無し。数秒~のずれが発生することがある。
※特に、現場検証や事故調査など、時刻が重要な録画確認に関しては、同期を確保するために ch数を絞って再生することを推奨。
5MP
2560x1920
1920x1080
640x360
5MP HALF
1280x1920
1280x720
640x360
4MP
2560x1440
1280x720
640x360
4MP HALF
1280x1440
1280x720
640x360
3MP
1920x1536
1280x720
640x360
FullHD
1920x1080
1280x720
640x360
HD
1280x720
640x360
360x240
960
960x480
960x240
480x240
720
720x480
720x240
360x240◆レコーダー用語 サンプルモデル:JS-RA6016
分類 仕様 ■説明
検索モード イベントログ イベントログ:モーション検知などのイベントログから該当時刻を指定し、対応する映像を再生可能。事件・事故調査などに有用。
録画テーブル 録画テーブル:保存されている録画を、カレンダーや時刻のバーから指定して参照し再生可能。 最もスタンダードな録画確認手段。
テキストイン テキストイン:POSレジなどのテキスト入力機器と連動している場合、入力内容に基づき関連映像を検索・再生可能。 マーケティング用途など。
サムネイル サムネイル:連続的に並んだ小さな画像から、任意のタイミング・時刻を選んで、直感的に映像を再生可能。
HDD 4TB(標準) / 8TB / 12TB (最大) 標準モデルは4TB。「カメラ16台・高画質・1080P・15コマ」で約2週間程度撮影可能。HDDは4TBx1台、8TBは4TBx2台。12TBのみ、6TBx2台
バックアップ USB HDD, USBメモリ USB外付けHDD/フラッシュメモリにて対応。特殊な機能のない、シンプルなタイプの外付けデバイスを用意すること。
レコーダー上から外付けデバイスへのフォーマット機能は持っていない為、事前にPCにてFAT32を指定する必要あり。
RAID なし サポート無し。RAIDを組む設定は無く、冗長性の確保は出来ない。
クライアント接続ポート Gigabit Ethernet (Client)×1 遠隔監視を行う際に、ルータやPC等と接続するためのポート。1GBps対応。(転送速度は下記による)
伝送速度 15ips@Full HD/ch(録画と同じ) 遠隔監視の転送速度の上限。レコーダーが外部にデータを吐き出すパイプの太さに該当する。
基本的に機器自体が出せる伝送速度は各録画上限と同じ値となる。
イベントアラーム Email (添付ファイル(.cbf、.mp4)) エラー・動体検知・センサー検知時等のイベント検知時に、画像や動画を添付したEメール通知、FTP通知。.cbfファイルは専用の再生ソフトが必要。
コールバック (遠隔ソフトウェア) または遠隔ソフトウェアへのコールバック通知・およびモバイルアプリ版ではスマートフォンへのPush通知が可能。
Push通知 (モバイルアプリ) レコーダー本体の送信設定が必要となるが、指定のメールアドレスやFTPサーバー・端末へ通知が行えるため、
FTP通知 (添付ファイル(.cbf、.mp4) 機器トラブルや不審者・侵入者等の早期発見に役立てることが可能。
オーディオ入力/出力 4 RCA / 1 RCA + 1 HDMI レコーダー背面のRCA端子による音声入出力に対応。入力4系統・出力1系統。入力に関しては任意のカメラ・4ch分に割り振ることが可能。
1:1の運用が前提で、端子2系統以上を1台のカメラに対し複数のマイクの導入は不可。
さらに、HDMI接続モニタの内蔵スピーカーからも音声出力が可能。
アラーム入出力 4 In / 1 Relay Out 外部センサー等からの信号入力4系統(4 In)
⇒センサー連動で録画開始や通知
外部機器を制御するリレー出力1系統(1 Relay Out)
⇒外部アラーム(ブザー・パトライト等)の駆動が可能
アラームリセット入力 - 対応していない。
※外部からデジタル信号を与えて、発報中のアラームを強制的にリセットするための入力。
使用例)ガソリンスタンドの給油機を上げた時にイベント録画・戻すとアラームリセットで録画解除、という使い方等。
内蔵ブザー 有り イベント等や動作不良にあわせて、基板上の内部ブザーを発報する事が可能。
シリアルインターフェース RS232 (Terminal Block) ターミナルブロックでの接続にて、RS232やRS485のシリアル接続が可能。
RS485 (Terminal Block) RS232:テキストインデバイスやUTM、電波時計などの外部装置との接続時に使用。(外部機器についてはサポート外)
USB2.0×2 RS485:主にPTZ制御に使用。ただし、基本的にPTZカメラについてはレコーダー上のOSD操作が可能。
USB2.0(白ポート/標準速度)x2
質量 約2,555g (HDD1個装着時) HDD1個は約700gのため、8TB/12TBモデルは約3250g程度に増大。
使用温度範囲 0℃~40℃ (湿度90%未満, ※結露しないこと) 「0℃ ~ 40℃ 、かつ湿度90%までの環境ならば通常運用可能。ただし、結露していないことが条件。」という意味
温度そのものには問題がなくとも、機器内外の温度差により結露が発生した場合などは故障の原因となる場合あり。
冬季の寒冷地での運用や 猛暑日の収納ボックス内や直射日光の当たる室内など、範囲外となる運用は故障リスクあり。
電源/消費電力 DC12V、1.72A、最大 20.64W 本体電源は12Vアダプタ取得。(AC100V家庭用~240V産業用電源に対応)
最大電力消費量は、カタログ上で20.64W。(内蔵HDDの数や動作状態等により、実消費量は変動あり。)